• contemporary master craftsman現代の名工

    ABOUTページh2背景画像

𡈽井直紀Naoki Doi現代の名工

造園に対する思い

私は若い頃から手作業が得意で中でも土に親しむ仕事に魅力を感じていました。
東京農業大学卒業後、関東方面の造園先進地で20年間、神社・仏閣の庭園、公共施設公園、個人庭園等の仕事に関わり、無我夢中で多くのことを学びました。

当時はふるさと福井で造園会社を立ち上げるのだと言う一念で技術、技能の修得に努力しました。

自身が進んできた道で「現代の名工」という名誉な賞を受賞する事が出来たのは、造園業界が一丸となって会員の技術、技能の研磨に励み頑張って来た成果でありますので業界皆で戴いた賞だと思います。
世界には様々な庭園様式がありますが、日本の伝統、歴史、文化を代表する日本庭園が私は好きです。最近教育問題等々諸問題が山積みしておりますが、人間には自然に親しむ心、土に親しむ心が大切だと思います。若い技術者の皆さん尚一層の研磨に努め地域振興の為に頑張りましょう。

福井ケーブルテレビ番組
「福井匠人」(2023年7月放送)

プロフィール

昭和26年
福井市生まれ
昭和49年
東京農業大学造園学科卒業
同年
岩城造園株式会社入社。
造園家岩城亘太郎氏のもと、ホテルやビルなどの作庭実務者として8年間、日本庭園や茶庭について研鑽を積む
昭和57年
勝山大仏の庭園請負を機に帰郷し、先代の興した砂利工業を造園業に転換。
養浩館庭園の復元工事や越前古窯博物館、朝倉氏遺跡博物館、年稿博物館など県内の数々の施設や、個人の邸宅の庭を手掛けてきた。
平成26年
厚生労働省より平成26年度「現代の名工」として表彰
令和3年
県文化賞 受賞

福井市の国名勝・養浩館庭園の復元作業に従事したほか、茶人としての茶道の知識を生かして多くの風情ある茶庭を作庭。講習会や技術の実践塾を通じて、若手技能者への技術継承、後進育成にも尽くしている。

代表取締役 𡈽井 直紀

土井造園土木株式会社
代表取締役

𡈽井 直紀

「現代の名工」とは

「現代の名工」とは、技能者の地位と技能水準の向上を図るために設けられた、卓越した技能者表彰制度に基づき、厚生労働大臣によって表彰された卓越した技能者(卓越技能者)の通称。表彰の対象となるのは、金属加工、機械器具組立・修理、衣服の仕立、大工などの職業を分類した全20部門の技能者。

TOP PAGE