土井造園土木の

ブログBlog written by Doi Landscaping & Civil Engineering

 3月末から勝山の恐竜博物館の仕事が始まりました。土台を作り、土を入れ、芝生を張って園路をつくり…….長い道のりでしたが、何とか完成に近づいてきています。
 現在、最終工程の植栽工事中。せっかくなので恐竜が元気に地球上を走り回っていた頃、すでに存在していた木を植えましょうと、ジュラシックツリーとタイサンボクを選定しました。            

 ジュラシックツリーは、世界最古の種子植物とされるナンヨウスギ科の針葉樹。この名前は日本でつけられた愛称で、世界共通(英語)名では、Wollemi Pine(ウォレマイ ・パイン) と呼ばれるそうです。タイサンボクは白亜紀の生き残りと言われ、モクレン科の常緑広葉樹、北アメリカ原産。学名のマグノリアのほうが馴染みがあるかもしれません。白い花びらが3枚ずつ3輪上向きにつき、クチナシに似た甘い匂いがします。

 恐竜博物館は今年の夏、リニューアルオープン予定です。敷地内でこの木を見かけたら、恐竜時代からある木なんだよ、と周りの人に教えてあげてください。
 広々とした敷地で、どうかすくすくと育ってくれますように!

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